福島県浪江町で昔から愛されている「なみえやきそば」とモダンでシンプルな大堀相馬焼のうつわのセットです。通常の焼きそば麺の3倍の太さのもっちり極太麺に仕上げています。麺、もやし、バラ肉の3種の材料を炒め、濃厚ソースを絡めれば出来上がりです。もちもちとしてコシのある太麺に濃厚でスパイシーなオリジナルソースが絡みつき、
シャキシャキと歯ごたえの気持ちいいもやしが食欲をそそります。
なみえ焼そばと大堀相馬焼
太国の活動でなみえ焼そばを大堀相馬焼の皿で提供しようというアイデアが出たときのこと。
「青年部のメンバーに窯元の息子さんがいたので試作してもらったら、馬が1頭でなく9頭も描いてあったんです。その意味を聞いて、これはすごい、太国の“国宝”(公認皿)にしよう!となりました」
そう、馬は運気をあげる象徴。そして9頭は勝負運、金運、出世運など9つの運を表すとも言われ、江戸時代から“馬九(うまく)いく”の語呂合わせで縁起が良いとされてきました。こうして、なみえ焼そばのプロモーションには「何事も馬九行久」の文字が入るようになったのです。焼そばを完食してお皿の9頭を全部数えられたら夢がかなう、という“伝説”も作り、テレビでも取り上げられて「なみえ焼そば+大堀相馬焼」が定着したのでした。